何度も読み返している名著たち【心に残った名言メモ紹介】2021年版

人生に役立つ学び
記事の中にPRを含む場合がありますが、らっこが自分で買ったもの、良いと思ったものを紹介しています。

こんにちは。ワーママ7年生のらっこです。

早いもので上の子がこの春小学校1年生になりました。

ワーママ生活も丸6年、7年目に突入です。

これまでのワーママ生活、何度も「もう辞めてしまいたい…」とくじけそうになったことがありました。

それでも踏ん張って働き続けてこられたのは、子どもの存在や保育園のおかげでした。

子どもの寝顔を見ると「この子のために頑張ろう」と思えたし、

保育園の門をくぐるたびに子どもを大切に育ててもらえていることに感謝できたし、預けてまで働いているんだから前向きに働こう、と思えました。

ただ、どうしても気持ちが落ちることってあります。人間ですから。

私の場合、どん底まで気持ちが落ちてしまった後に自分の気持ちを最も奮い立たせてくれたのは、こつこつと書き溜めている名言ノートでした。

私がいま使っている名言ノートはこれです。

これはfilofaxのバインダータイプの手帳です。

手帳自体は別のものに変えてしまったので、罫線だけの中身を買って、読んだ本の中で特に心に残ったポイントを書き写して「名言ノート」として使っています。

こんな感じです。

私は読書が好きなので、通勤時間や子どもを寝かしつけた後の時間などを使って色々な本を読みます。

でも本って読んだそのときはすごく感動しても、意外とすぐに忘れてしまったりして。

忘れてしまうのはもったいないので、何度も読み返したい言葉をノートにまとめることにしています。

ちなみに私が名言ノートを作り始めたのは就職活動をしていた時期です。

色々な企業の人事の人のお話を聞いていて「この言葉は忘れないほうがいい気がする」と思った言葉をノートに書き始めたのがきっかけでした。

もともとは小さなノートに書いていましたが、書いたものの順番を入れ替えられる方が便利だなと思ったので、最終的にこのバインダータイプに落ち着きました。

なのでかれこれ10年以上、こつこつ書き溜めていることになります。

仕事を始める前に、この名言ノートを開いてざっと目を通すのが朝のルーティンです。

全部読み終わるころには、心が整って臨戦態勢になります。

特に「今日は気合い入れたいな!」という日には読むようにしています。

お気に入りの本と、心に残っている名言をいくつか紹介します。

まずは、就活をしているときにトヨタの就職セミナーで聞いた言葉です。

チャレンジとは、

目的を持ち

あえて高い目標をかかげ

身の丈を知り

ギャップを埋めるため、

地道に愚直に努力すること。

次に、松下幸之助さんの『道をひらく』です。

新卒で入った会社の先輩にプレゼントでいただいた本です。

いただいてから10年以上経ちますが、いまだにバイブルとして本棚の一番目立つところに置いてあります。

特に心に残った言葉はこれです。

とにかく考えてみること、くふうしてみること、そしてやってみること。

失敗すればやりなおせばいい。やりなおしてダメなら、もう一度くふうし、もう一度やりなおせばいい。

失敗することを恐れるよりも、生活にくふうのないことを恐れたほうがいい。

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続いて、料理人の斉須政雄さんの『調理場という戦場』からの引用です。

どこで知ったのか忘れてしまったのですが、おすすめの本として紹介されていたので読んでみました。

斉須さんは白金高輪でフレンチレストランのコート・ドールを開いた方です(お店の食べログのリンクはこちら⇒コート ドール

コート・ドールは日本のフレンチレストランを代表するお店のひとつと言われています。

料理人の仕事と事務系の自分の仕事には通じる点なんてないだろうと思いながら読み始めたのですが、読んでみたらめちゃめちゃ学びが多くて、自分も真似したいと思うところばかりでした。

私の中で、料理人という仕事は「すべての瞬間が勝負で、失敗が許されない仕事」というイメージです。

それに下積みが大変で体力的にも大変そう、とか、

常に丁寧でブレない仕事が求められると同時に、新しいレシピの開発などには「創造力」も求められるんだろうな、と。そんなイメージ。

本を読んでみたらそのイメージはほぼ当たっていました(そして、自分には絶対に向いていないと思いました)

でもその料理人として斉須さんが日々の仕事で大切にしている姿勢は、オフィスでパソコンに向かって仕事をしている自分にも通じるところがあることに気づきました。

たとえば掃除。そしてモノを大切にすること。スタッフにも労いの言葉をかけて大切にすること。

気持ちのいい環境で働くことを大切にして、偉くなってもふんぞりかえるんじゃなくて、自ら率先して掃除をする。そういうお店にはいい雰囲気が生まれる。

創造力はある日突然生まれるわけじゃなくて、「思いつけるように、毎日を過ごす」ことを積み重ねていく先にしかアイデアは浮かばない、とかね。

人々に愛され、美味しい料理を出し続けるお店で居続けるためにはものすごい努力が必要だと思います。

それを淡々とやり続け、「当たり前のことをしているだけですよ」という感じで話す斉須さんの姿はカッコいいなと思います。

この本を読むと、そんな斉須さんの仕事の姿勢がフランスでのレストラン修行中に身についていく様子を追体験できます。

職人さんの生きている世界、見えている世界というのがすごく新鮮だったので、全然関係ないジャンルの仕事をしている人にこそ読んでほしいです。

まわりに自分がプレゼントできるものを与えてからが仕事なんだ。

欲しいものだけを追っていても、結果として欲しいものは手に入らない。

自分の労力は損になったかもしれない。でもこちらで得られたことをふまえると、相殺すればちょっとだけよくなったと思えばいいじゃないか。

実力の7~8割くらいの、これは必ず超えておくべきラインをいつも保って生活してみる。

調子の悪いときでも、実力の7~8割を下回らないよう、流されないように身を任せてゆくと、また9割が出るときもあるし、まったく新しいアイデアが生まれるときもやってくる。

やれたかもしれないことと、やり抜いたことの間には大河が流れている。

斉須さんの本はこちら。文庫本で読みやすいので、通勤時の読書にもオススメです。

続いて、会社の先輩におすすめされて読んだソニーの出井伸之さんの『変わり続ける 人生のリポジショニング戦略』から。

自分探しは必至でやりなさい。

自分にはまだ眠っている才能がある。

この仮説を立てて、徹底的に、あらゆることを試してみる。

やってみてダメだったら次を狙えばいいだけ。

果たして本当に才能がないと言い切れるほど、すべて試してみたのだろうか。

続いて、ここ1年ほどで読んだ本の中からの紹介です。

まずはGOの三浦崇宏さんの『言語化力』から。

仕事でもう少しうまく「言葉」を使えるようになりたいと思って読んでみましたが、参考になることがたくさんありました。

センスの正体は経験と価値判断の蓄積だ。

驚いたり、笑ったり、感動したり、感心したり、と感情が動くたびに、確実にひとつひとつの言葉はあなたの脳に、心に刻み込まれていく。

自分の意志、感情、意見がない言葉をどれだけ紡いだところで、そこには何の意味もない。

人はそんな言葉に心を動かされることはない。

人の心を動かすのはいつだって解説ではなく、感情だ。

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続いて、前田裕二さんの『メモの魔力』から。

これは説明不要なくらいのベストセラーなので、読まれた方も多いかもしれません。

幼くして両親を亡くし、路上で歌ってお金を稼いでいたという前田さんの壮絶な生い立ちに驚きつつ、そんな人生を経験しているからこそ今のビジネスを立ち上げたという経緯に心動かされた本でした。

人を動かすのは結局のところ情熱なんだろうな、としみじみ感じました。

インパクトのある言葉を生み出すための引き出しを増やすためには「自分の感性に引っかかる言葉」を一つでも多く書き留めておくこと。

人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。

ならば「時間をどう使うのか」というところで、自分の人生の勝算につながる選択をすべきです。

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続いて、Twitterでおなじみのtestosteroneさんの『ストレスゼロの生き方』より。

メンタルやられがちなワーママさんはtestosteroneさんのTwitterをフォローしておくことを全力でおすすめします。きっと元気をもらえるはず。

比べるべき唯一の相手は過去の自分自身だ。

日々努力したり挑戦している人間なら、その分だけ成長しているはずだから過去の自分に負けることはない。

調子のいいときはだれだってがんばれる。絶不調のときにどう対応するかで人間の真価は決まるんだ。

絶不調のときでもあきらめず、前を見続けられる人間はどんな分野においても必ず成功する。

 

最後に鴻上尚史さんの『幸福のレッスン』より。

幸せってなんだろう、どうすれば幸せになれるんだろう?と悩んでいた時期に読みました。

この本は全体を通して読むからこそ心に沁みてくるという感じなので、名言だけを切り取るのが難しいです。ぜひとも読んでいただきたい本です。

0か100の間でなんとか生き抜こうというのが人生だろう。

0か100かってのは、子どもの発想。

人生がやっかいでそれでも素晴らしいのは、36点とか82点とか、そういう点数んで踏ん張ろうとするからじゃないか。

100点満点を出すことだけが人生の目的ではない。

本当に考えるためには、本を読むことが必要です。

人間は言葉によってしか思考しないからです。

たくさん本を読む人は、たくさん言葉を獲得するのです。

そして厳密に複雑に緻密にたくさん思考できるのです。

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他にも紹介したい本はまだまだあるのですが、ひとまずこのへんで。

読み終わったけど書き写せていない名言もたくさんあります。

ですが、この手で書くという工程が自分の中ではすごく大事で。

自分の心に響いた言葉を反芻しながら書き写していくことで記憶に残るし、いざというときに頭の中にパッと浮かんで助かったりします。

新しい本をバーッと何冊も読んでいくよりも、心に残った一冊の心に残った言葉をじっくり噛みしめる方が人生には生きてくるんじゃないかな、と思っています。

この名言ノート、これからも自分の背中を押してくれる存在としてずっと書き続けていきたいです。

名言ノート自体はすごくおすすめですが、毎日忙しいワーママさんが本を読み、この手作業の時間を捻出するのは至難の業かもしれません。。

私が代わりに(?)心を動かされた本の気に入った言葉をメモしていくので、よかったらまた見に来てください。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

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林修先生『受験必要論』の名言メモと感想。

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ワーママが前を向きたいときに読みたい『ストレスゼロの生き方』

心をほぐしたいときに読みたい、ヨシタケシンスケの『思わず考えちゃう』

職場でイライラが止まらなくなったときに読んでほしい『職場の理不尽に怒らずおだやかに働く技術』

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