【自分でできるを応援】簡単・おしたくボードで毎日をスムーズに過ごそう

「自分でできる」をつくる子育て
記事の中にPRを含む場合がありますが、らっこが自分で買ったもの、良いと思ったものを紹介しています。

なんかもうホント毎日、子どもに同じことを言ってるな〜

って思うこと、ありませんか?

  • お着替えしなさい!
  • 歯は磨いたの?
  • うがい手洗いは終わった?
  • リュックの中身出して!
  • トイレは行った?

などなど、、あげたらキリがありません。

毎日毎日毎日毎日

何回、同じこと言わせんの!!

いい加減、自分のやることくらい覚えろ!!

とイライラしてきたので。

子どもが自分で準備できるように、

おしたくボードを作りました。

こちらです。

材料費200円、所要時間30分です。

ちょっと性格が雑なので、細かいところはギザギザなんですが、遠目からだったらなかなか良くできてません?(自画自賛。笑)

カラフルに見えるシートは、もちろん手書きなんかではなく笑、家にあるモノを使ってラクに作りました。

後半で作り方を書いていきますので、もしご興味あればお読みください。

おしたくボードの使い方

使い方は簡単です。

1:毎朝、子どものやるべきことが左の「まだだよ」ゾーンに並んでいるようにセットします。

(シートは裏がマグネットになっているので、ホワイトボードに貼り付けられます)

2:やるべきことをやったら、子どもに、やることシートを「できたよ」ゾーンに移してもらいます。それから好きなご褒美シート(小さいマルのできたよシート)を貼ってもらいます。

3:やるべきことを全部やり終わったら、親が大きなマルのご褒美シート(さいごまでがんばったねシート)を、好きなところに貼ってあげます。

使い方はこれだけ。

ちなみに我が家では、子どものやるべきことは「おしごと」と呼んでるので、以下「おしごと」と書いていきますね。

おしたくボードのしくみのポイント

おしごとは厳選する

おしごとは、子どもが毎日すること7個を厳選しました。

7個には深い意味はありません。ホワイトボードのサイズから決めただけです。

(でも人間の脳が覚えていられるのは7個±2個と言われているので、7個くらいがちょうどいいかなーとは思ってます)

細かいことも含めれば、子どもにやって欲しいおしごとは10個以上は全然ありますが、、

たくさんありすぎてもやりきれないかな?とか、やる気がでなくなっちゃうかな?と思ったので、最低限できていてほしいな~っていうことだけをピックアップしました。

シートを貼る人を誰にするか?も大事

今回作ったおしたくボードでは、シートを貼る人とステップを分けました。

・ひとつひとつのおしごとが終わったら、自分でご褒美シートを貼る

・全部やり終わったら、親がいちばん大きなご褒美シートを貼る

というふうに。

そもそも、このおしたくボードの目的は「親がいちいち言わなくても、自分のことを自分でできるようになってほしい」です。

そのためには、子どもが

・自分でおしたくボードを見て

・自分でどれをやるかどうか決め

・やれたらその都度「ひとつ終わった、自分はできた」と思う

という必要があるわけです。

だから、このおしたくボードは、基本的には子どもに使ってもらうものにした方がいいんだろうなと思いました。

でも、たぶん、最初から最後まで自分でやっていたら、ちょっとつまんないと思うんだろうなとも思いました。

子どもは、自分がきちんとできたことを親に知ってほしいし、褒めてほしいんだろうなと。

だから全部できたら、大きなご褒美シートを親から贈呈する仕組みにしました。

それが一番モチベーションを上げるのにいいかも!と思ったからです。

お仕事をひとつやったら、ひとつご褒美シートを貼るということ

実は最初は、この「ご褒美シート」をつけようとは考えていませんでした。

とにかく簡単に作りたかったので、おしごととシートだけを貼ったシンプルなボードにしようかなと思っていたんです。

でも作りながら、「これ、興味をもってやってくれるか微妙だな」という思いが芽生えてきまして。

なにか子どものやる気が湧くような仕掛けがあったほうがいいんだろうなと考えたときに、「花マルみたいなものがあると嬉しいかも! 」と思いついて、追加することにしました。

そして「全部終わるまでご褒美がもらえないよりも、ひとつやったらひとつ小さなご褒美がもらえる方が嬉しいかも」と思ったので、ひとつやったらひとつの「ご褒美シート」がもらえる仕組みにしました。

教育評論家の先生のお話では、リトルサクセス(小さな成功)の積み重ねが子どもの自信を作ると聞きます。

そういう意味でも、このおしたくボードを使うことで、小さな「できた!」を積み重ねて「自分はできる!」というイメージをどんどん持ってほしいなと思っています(^^)

おしごとの内容を簡単に書き変えられる仕様にする

子どもが成長していくにつれ、おしごとの内容が変わってくるかもしれません。

そんなときにまたイチから作り直すのは大変すぎるので、ひとつひとつのマグネットの上にマスキングテープを貼ってから、字を書いています。(作り方は後述します)

これだったら、おしごと内容を変えたいなと思ったときにも、マスキングテープを剥がして新しいマスキングテープを貼るだけで、おしごと内容を書き換えられます(^^)

ママの時間は有限なので、できるだけラクをしていきましょう!

おしたくボードを1週間ほど使ってみた結果

このおしたくボードを生活に取り入れてみて1週間ほど経ちました。

本当にびっくりするほど効果がありました。

まず、

・「ゲームみたいでおもしろそう!」と子どもが食いつく

・おしごとを一個やったら、一枚のご褒美シートを貼れるのが嬉しい(←計画通り)
ちなみにシールの絵柄を1枚ずつ変えたのが、選ぶ楽しさにもなっていてよかったみたいです。

・大きなご褒美シートを貼ってもらえるのが楽しみで、おしごとを全部やりたい!という気持ちになってくれる(←計画通り)

ちなみに。

このボードを作るにあたり、私がいちばん悩んでいたのが、夜寝る前に保育園の洗い物を取り出すのを忘れて寝てしまうことでした。

いつも朝になって思い出して、保育園リュックからコップや歯ブラシを取り出して、急いで洗うというバタバタを日々繰り返していて、なんとかならないものかと。

今はもう子どもが自主的に保育園の荷物を出してくれるようになったので、忘れることもなくなりました。

ということで、このおしたくボードの試み、

大・大・大成功 でした!

今ではすっかり「このボードを見て、息子が自分でやる」のが定着してきています。

いつもの流れで大人が代わりにやってしまうと、「なんでやったの!ぼくがやりたかったのに!」とギャン泣きするほどです。

材料費200円、作業時間30分で、こんなに強力なお助けツールができるなんて。

これは感動もの。

マジで作ってよかった!!

あの日の自分グッジョブ!と毎日思いながら過ごしています。

おしたくボードの作り方

作り方も載せておきます。

所要時間30分ほどです。(材料を買う時間は含みません)

その前に、ひとつ前置きを。

こういうのを作る人って、わりと手づくりが好きとか、しくみ作りが得意とか、ちまちましたことが苦にならない性格の人だと思うんですね。

でも、このおしたくボードは控えめに言って神なので、ぜひたくさんのご家庭で作ってほしい。

だから、こういうのを作るのが苦手だなっていう人にも「これくらいなら、作れるかも」と思ってもらえたらいいなと思って、できるだけ簡単な作り方にしたつもりです。

ぜひ読んでみて、作ってみてください。

おしたくボードの材料

材料はこちらです。

・ホワイトボード

セリアで購入、マグネットがくっつくタイプ

・マグネットシート

セリアで購入、マットなタイプ

・装飾用のマスキングテープ

マスキングテープは持ってる人も多いかな?

100均、文房具屋さんに売ってます。

私は小巻がかさばらなくて好きなので、マークスさんのをよく使ってます。

(最初は写真のを使おうとしたんですが、最終的には違う柄のものにしました。。)

・白いマスキングテープ

今回はカモ井加工紙さんのマットホワイトを使ってます。

これ本当に便利なので、何回もリピートしてます。家中いろいろなところで活躍中。

Amazonで買うならこちら⇒カモ井加工紙 マスキングテープ マットホワイト

・油性ペン

・はさみ(写真撮り忘れた)

おしたくボードの作り方

1:まず、マグネットシートをカットします。

セリアのマグネットシートは10㎝x30㎝だったので、今回は2㎝刻みでカットしました。(大きなサイズのご褒美シート用だけは4cmでカットしてます)

このマグネットシート、厚いは厚いんですが、わりと簡単にはさみで切れます。

2:カットしたマグネットシートの上に、白いマスキングテープを貼ります

ちなみにマスキングテープは手でちぎれることが良さのひとつではあるんですが、私は切り口が斜めになるのが嫌なので、コクヨさんのテープカッターを使ってます。

これです↓


カルカットというテープカッターなんですが、切り口といい切り心地といい、これはマジで神雑貨なので、マスキングテープをはさみで切るのがめんどくさいなと思っている人は、即ゲットした方が良いです。

Amazon⇒コクヨ カルカット ホワイト 10~15mm幅用

ホワイト以外もあるので、用途ごとにそろえるのも良いかも。

でも使えるサイズと使えないサイズがあるのでご注意ください。

カモ井さんの10~15mm幅のマスキングテープはOKです(っていうかたぶんそれ用に作られてると思う)

その他、だいたいのマスキングテープは同じような規格なので使えます。

でも私が愛用しているマークスさんの小巻のマスキングテープには使えないです。

3:マスキングテープの上に、子どものおしごとを書いていきます。

このおしごとシートは手書きでOKです。テプラとか使わなくていいです(理由は後述します)

4:おしごとを全部書き終わったら、次はご褒美シートを作ります。

私は今回、いただきもののドリルの後ろについていたシールを使いました。

マグネットシートにこのシールを貼って、シールに沿ってカットするだけ。楽ちんです。

(近くで見ると本当ガタガタだけど、子どもはまったく気にしないです。)

なにかのドリルの余りとか、こどもちゃれんじの余りとか、家のどこかしらに何かしらのシールが余っているんじゃないかと思います

うちは探してみたらトーマスとかアンパンマンのとか出てきました。(コレ↓)

まったく使ってないな・・・

もし余っているシールがあれば、ぜひこの機会に使ってみてください。

ちなみに、ご褒美シートにするなら、

「サイズが大きくて目立つもの」

「キラキラしているもの」

「王冠やメダルのような、ご褒美感の強いもの」

が、子どものテンションを上げるのにわかりやすくて良いのかなと思います。

保育園でもキラキラシールやメダル、王冠はご褒美の象徴になっていますしね(^^)

うちの子も「メダルのシールだから嬉しい」と言ってます。

子どもが好きなキャラクターをご褒美にするのも良いかもしれません。

5:パーツができたら、次はホワイトボードに手をつけます。

ホワイトボードにマスキングテープを貼ってざっくり分割していきます。

タイトル欄、おしごとシート欄、ご褒美シート欄を作ります。

サイズを測ったりする必要はありません。適当でいいです。

最初は可愛い柄もののマスキングテープを貼ってたんですが、少し目がチカチカする感じがしたので、無地のマスキングテープに変更しました。

タイトル部分には、つけたいタイトルをつけます。
「◯◯のおしたくボード」とか、「おしごとボード」とか、そんな感じで。

私は「おしごと できたかな?」と、問いかけにしてみました。問いかけられた方がやるかが出るかな?と思って(^^)

次におしごとシートを貼り付ける場所に項目をつけます。

私は項目を「まだだよ」「できたよ」にしました。子どもが話しそうな言葉にした方がわかりやすいかなと思って。

最後に、ご褒美シートを貼っておく用の場所を作ります。

マスキングテープを二列にして貼ると、見た目的にわかりやすいです。

ホワイトボードの分割が完了したら、あとはご褒美シートを貼っていくだけです!

並べ方は適当です。
最初はなんとなーく「朝起きてやること順」にしてみたんですが、順番通りやる必要もないし、適当でOKかなと思います。

全部貼ったら完成です。

挫折しないためのポイント

このおしたくボードを見せた友人に、「うちもこういうの作りたかったけど、挫折した」と言われました。

たしかにこういうのめんどくさいですよね。

私の思う、挫折しないためのポイントは、できるだけ簡単につくることです。

具体的には、

・テプラとか使わない
・イラストとか無くてOK
・カッター使わない

などなど。

テプラとか使わない

テプラを使えば綺麗な字のが作れるけど、テプラを持ってくるとか、文字のサイズを選ぶとか、無意識のうちに「めんどくさ~」と思ってしまう要素が満載です。

完璧を求めてハードルが高くなるくらいなら、とりあえず手書きでスタートしましょう!

もし作ったあとにこだわりたい気持ちになったら、そのとき改めてテプラで作ったらいいと思います。

イラストとか無くてOK

おしたくシートは文字だけで十分です。

私は隙間があったのでなんとなくゆるい絵を描いたけど、無くても全然いいと思います。

でも、ご褒美シートはイラストかあった方がやっぱ華やかになるし、子どももやる気出るかなと思うので、市販のシールとか、家の中にあるモノを使ってラクしましょう!

カッター使わない

カッターを使おうとすると、下にマットを敷いたりとか、地味に手間がかかります。

こういう手づくりものは、いかにテンション上がってるうちにガーッと仕上げられるかが大事

カッターを探しているうちにやる気が冷めてしまうよりは、多少曲がってもいいからササッとハサミでザクザク切りましょう。

以上、子どもが自分でできるを応援する超強力お助けツール、おしたくボードについてのまとめでした(^^)

少しでも、忙しい毎日に悩むママさんの参考になれば嬉しいです。

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