人生の底を脱して、ようやく自分の望む生き方が見えてきた話⑥

仕事

こんにちは。時短ワーママのらっこです。

前回(人生の底を脱して、ようやく自分の望む生き方が見えてきた話⑤)からの続きです。

社会に出てから今日までの迷走を振り返っています。笑

最初から読む方はこちらからどうぞ。

こんな感じの内容になってます。

①いい大学を出ていい会社に入れば幸せになれると思ってたけど全然そんなことなかった件

②20代で両親を失ったときの話

③2社めで初めて「仕事って楽しい」と思えた話

④ワンオペワーママ生活がしんどすぎた時代

⑤念願の二人目を流産したときの話

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時短勤務希望で、8年ぶりの転職活動スタート

転職活動することを決めてからの動きは早かったです。

即リ○ルートキャ○アに登録して、8年ぶりの職務経歴書を1日で書き上げました。

数日後にはエージェントの担当者との面談も行いました。

担当者さんはとても人柄の良い人で、私の能力を買ってくれて「時短でもあなたを欲しいと言ってくれる会社はあると思う」と言ってくれました。

2年ほど前に別の小規模転職エージェントに話を聞いたときに

あなたみたいなワンオペの人は書類選考すら通らないと言われて以来、完全に自分への自信を失っていたので、

このときのエージェントさんの言葉にすごく救われました。

私が死産したばかりだという境遇にも同情してくれて、こちらからも精一杯プッシュさせてもらいますと言ってくれました

今回の転職はきっとうまくいく。

だって今までこれだけ頑張ってきたんだもん。

そんな風に思うこともできました。

が、

現実はそんなに甘くなかった。

当時の私が一番最初に登録したエージェントはいわゆるバリバリ系案件を多く扱っていて、

正直、私がフルタイムだったとしても受かったかどうか微妙、いや無理だったかも、というレベル感でした。

そんな企業たちに、しかも就業時間が9時〜17時とか明記してある企業たちに「時短でなら就業可能と申し込んだところで、結果は見えてます。

フルタイムで転職したい人たちがわんさかいるなかで(その求人に応募している人の数がWebやメールで見れるようになってるからわかります)

時短の私は当然のように書類選考すら通らない状況が続きました。

他の転職サイトもいくつか使って応募はしてみるものの、書類選考通過がまず難しい。

ある程度は落ちるだろうと覚悟をしていましたが、毎日何件もお祈りメールがきて、

しかも一通のメールで5件もの企業からのお祈りが書いてあったりすると、まあ凹みます。

これ、前のエージェントの人が言ってたこととまさに同じじゃん…

受けても受けても返ってくるのはお祈りメールばかりな状態が2〜3週間ほど続くと、だんだんメンタルが病んできました。

やっぱり時短での転職なんか無理なんじゃないか。

私の能力なんて関係ない。

時短でどれだけ努力してきたかなんて会社には関係ない。

就業時間の間はちゃんと会社にいること。

それが果たされて初めて選考のベースに乗れるんだろうな…

残業ができない人間なんて、社会的に見たら価値がないんだろうな。

そんなふうにどんどん自信がなくなっていきました。

確かに周りの転職したママさんを見ていても皆フルタイムでした。

時短で転職できたママさんは見たことがありません。

当時、子どもはもう4歳になっていたので、法律上の時短取得期間(3歳まで)という期間はすでに終わっていました。

実際、子どもはもうある程度大きくなっていたから、フルタイムで転職したとしてもやっていけたかもしれません。

それでも私はどうしても時短にこだわっていました。

幼い頃からフルタイムで働く母親の帰りを待って毎日寂しいと思っていた記憶がこうして頭の中にへばりついている限り、時短で働きたい。

保育園を延長せずにお迎えに行ってあげたい。

それにキャパの小さい私は、仕事をフルタイムにしてしまうと家庭にしわ寄せが出ることは確実でした。

フルタイムにして仮に収入が増えても、その増えた分は外食とか自分へのご褒美に使ってしまいそうな気もしたし、

もしかしたらご飯の手作りをやめて惣菜ばかりになってしまうかもしれない。

1社目で毎日遅くまで働いていたときに、土日ぐったりして何もできないという経験をしていたので、

絶対そのときと同じようになってしまうという危機感もありました

私は時短へのこだわりを捨てきれず、転職活動は難航し続けました。

後日談ですが、実は転職活動の最後の方になって、時短求人も取り扱いのあるエージェントをいくつか見つけました。

最初に選んだエージェントを間違っていたんだな・・と痛感。

(エージェントが悪いのではなく、私が希望する働き方と求人がマッチしていなかった、という話です)

でもその時点でもう転職活動を開始してから1か月くらいが経っており、度重なるお祈りメールでメンタルが相当やられていたので、奮起して頑張ろう!とは思えない状態でした。

転職は心身共にエネルギーを消耗します。

時短転職希望のワーママにとっては、最初に選ぶエージェントはすごく大事です。

これは今回の転職で得た貴重な教訓です。早く気づけばよかった。

話を転職活動の方に戻します。

死産により与えられた6週間の産休期間(※)の終わりが刻々と近づいてきます。

※産休期間は法律上は8週間だけど、医師の許可と本人の意思があれば6週間に短縮可能です。

死産直後は転職活動をまったく考えていなかったし、いきなり休みに入って周りの人に散々迷惑をかけた負い目もあって、産休を6週間に短縮してしまってました。

一方で、転職活動をしながら、「私はこれからどうしたいんだろう?」と悩んでもいました。

今はっきりしているのは、環境を変えたいということだけ。

悲しいことが起こった環境でまた何もなかったように仕事していくのが辛い。

今の会社で時短でどんなに頑張っても昇進の見込みはない。

会社の業績も悪く、このままだと潰れるかもしれない。少なくとも5年は持たない。

できれば2人目が欲しいという思いはある。

キャリアを棚卸ししたことで、得意なことは少し見えてきた。

でもそれで一生食べていけるほどの実績も能力もない。

この4年間の時短勤務の間で、フルタイムで働き続けている人達とは周回遅れ以上の差がついていると思う。

自分に自信が持てない。

こんな嫌なことから逃げること優先の生半可な気持ちで転職活動に臨んでいて、うまくいくのだろうか。

というか、こんな気持ちだからうまくいかないんじゃないか、、焦りだけが募る日々でした。

とにかく産休期間の間にできるだけ決めないと。復職したら面接に行くことすら大変になる。

産休期間の残りもあと1週間となった頃、ふと、昔お世話になっていた上司のことを思い出して、メールを出しました。

2社目で私を事務職から総合職に変えてくれた上司です。

その人は数年前に定年で退職していましたが、私は恩師と慕っていたのでたまに近況報告メールをさせてもらっていました。

恩師は再三「君の今の会社にはもう未来がないから、転職を考えた方がいいよ」と言ってくれていたのでした。

そう言われるたび、時短での転職の難しさを感じていた私は「いずれ考えます」にとどめていました。

でも気持ちの整理をするためにもここで恩師に「ついに転職の意思を固めました」と報告のメールをすることにしました。

私は怠け者で臆病なので、誰かに転職宣言をしないとズルズルと会社にい続けることになりそうだなと思ったからです。

転職活動していることを誰にも言わなければ、転職活動に失敗したこともばれない。

そしたら必要以上に傷つかずに済むかもしれない。

今回の転職活動で、自分が社会に必要とされていないと感じてしまったことも、忘れられるかもしれない。

・・・でもそれってなんの解決になるんだろう?

結局は現実から逃げているだけで、これからもまたずっと同じ会社で愚痴を言いながら働き続けるの?

いや、変わろうと決めたから転職活動してるんだ。負けちゃだめだ。

自分の気持ちに整理をつけるためにも、恩師に死産の報告と転職活動の決意のメールをしました。

今振り返ると死産の報告は要らなかったかもしれないけど、当時はまだ傷がまったく癒えていなかったので、誰かに救いの言葉をかけて欲しいという気持ちがあったんだと思います。

1日ほど経って返ってきた恩師からのメールを見て驚きました。

「私の知り合いで、会社を経営している人がいます。

求人がないか、聞いてみますね」

この返事を見て、私は初めて気づいたのです。

コネ入社の可能性に。

その手があったか!と思いました。

そうか、真正面からの転職活動が難しいなら、ツテを辿っての入社を探せばいいんだ。

頼れる人でもなんでも頼って、自分の手で未来をたぐり寄せないと。

「ありがとうございます!

ぜひお願いします。」

数日後、恩師からのメールが届きました。

続きます。

人生の底を脱して、ようやく自分の望む生き方が見えてきた話⑦

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