ワーママ5年目にして、史上最大の底辺メンタルに陥った理由

キャリア
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こんにちは。 ワーママ5年目のらっこです。

子どもも大きくなってお世話の大変なときも乗り越えたし、仕事も忙しいけどなんとか慣れてきた、そんなとき。

過去最大の底辺メンタルな状況に陥りました。

もうマジで色々無理、もうがんばれない。

仕事辞めるしかないのかな?」モードに陥りました。

らっこ
らっこ

今はもう底は抜けたんですけど、先週はもう本当にボロボロで、廃人という単語がピッタリな感じでした。

街を歩いていてもふと泣けてきてしまうみたいな最悪な状況でした。

振り返ってみると、自分にとって辛いことがたくさん重なっていました。

私は1年半前に、妊娠6ヶ月で2人目を死産しています。

長くなるし悲しいのでここでは細かいことは書きません。

こちらのアメブロに当時の気持ちを書いています ⇒ 悲しいお別れ | かなぴろのワーママ日記。(アメブロ)

さらに、その死産で産休をもらっている間に、会社が倒産するかもっていう話を聞いて急いで転職活動をしたので、

死産の悲しみを自分の中でうまく消化し切れてないという事情もありました。

ちなみに当時、時短勤務希望での転職活動はあまりうまくいきませんでした。

最終的に知人からの紹介で零細ベンチャーに入ったんだけど、待遇は悪くなってしまったというね。

給与も、福利厚生も、通勤時間も、すべて悪くなりました。

給与は月にウン万レベルで下がり、忙しすぎて有給は取れるような感じでもなく、通勤時間は往復で40分伸びて、サービス残業も増えて。

でも私はどうしても2人目を生みたかったんです。

2人目の妊娠中や育休中に会社が倒産するのが最悪だと思っていたので、倒産しそうな会社に居続けたくなかったから、転職を選びました。

新しい職場では、しんどいことも、「こんなはずじゃなかったのに」ってこともたくさんありました。

でも現実的には生活もあるし、2人目を生みたかったし、「ここで心が折れるわけにはいかない」ってずっと走り続けてきていました。

底辺メンタルに陥ったのは、転職して1年と少しが経った頃。

前の会社より忙しくてサービス残業もたくさんしているのに給料は下がってしまったっていう状況に、「もう疲れたな…」ってなっていたところでした。

らっこ
らっこ

限界が近かったんだろうと思います。

メンタルが崩壊した一番最初のきっかけは、運動会でした。

子どもの保育園の運動会に、赤ちゃんがいっぱいいたんですよね。

順調に生まれていれば私の2人目の子と同じ学年だったはずの赤ちゃんたちが、いっぱいいたんです。

らっこ
らっこ

これがねー、しんどかった。本当に。

もちろん運動会の場では何事もないかのように振る舞ったんですけど・・・

めちゃくちゃメンタルを削られました。

私、普段はできるだけ明るく振る舞っているし、できるだけ思い返さないようにしています。

でも運動会とかでたくさんの赤ちゃんがいるのを見たときに、普段は蓋をしている悲しい気持ちがブワッとあふれ出てきてしまって。

考えても仕方ないことを考えてしまったんです。

私の子どもはダメになってしまったのに、他の人の子どもは普通に生まれている」という現実を直視してしまったというか。

それで、すごい打ちのめされたんです。

で。その運動会でめっちゃメンタルがやられている私に追い討ちをかけるように、翌日、生理が来たんですね。

妊活をがんばっているところでした。

このときの私の気持ち、妊活が難航した人や、現在進行形で難航している人ならわかってくれるんじゃないでしょうか。

妊活してるなかで生理が来るという絶望感って、本当に言葉にならないくらいしんどいです。

死産となってしまった2人目を妊娠したときも、すぐにできたわけではなかったけど、そこまで焦ってはいなかった。

けど今回は、「あのときお空に行ってしまったあの子に戻ってきてほしい」っていう思いが強すぎたのだと思う。

毎回の生理がきてしまったときのショックが前回の妊活の非じゃないくらい辛かったです。

さらに。

その生理が来たことにズーンと落ち込んでいる日に、仕事でトラブって、休日だというのにガンガン電話して仕事するっていう事態になりました。

仕事だし、そのトラブルに関して自分にも多少なりとも非はあるし、会社の他の人も休日にやっているわけだからお互い様、なんとか持ち堪えようと対処しました。

でもその運動会からの一連のメンタルダウンを、なんとか乗り越えて迎えた月曜日に、突然、会社都合で、退勤後にサービス残業しろと言われたんですね。

私はそのサービス残業をきっかけに、心がポキッ折れました

急ぎだからやらないといけないことはわかってたから対応しました。

でも、この出来事が最後の一滴となって心のコップの水がブワッと溢れたんです。

涙が止まらなくなって、お腹がキリキリと痛くなって、なんかもう人生ってなんなんだろうって思って。

なんでこんなにうまくいかないんだよって。

運動会で人の赤ちゃんをたくさん見たのが、それ単独の出来事だったら、普通に耐えられたと思うんですよ。

同じく生理がきてしまったことも、そのことだけだったらたぶん耐えられた。多少は落ち込んだと思うけど。

仕事のトラブルで休日に働いたこともそれ単独だったら耐えられた、と思う。

急ぎのサービス残業をしなきゃいけなくなったことも、それだけだったら大丈夫だったと思う。

でもそれら全部が一気に起こったことで、私は爆発しました。

子どもを失った悲しい気持ち、なにもかもがうまくいかない辛さ、うまく行っているように見える周りの人達の楽しそうな姿。

私の辛さなんて誰もわかってくれないという孤独感。

生きてるだけで素晴らしいとか、今日の食べ物に困らないだけ幸せとか、流産はよくあることだとか、ひとり子どもがいるだけでも子どもがいない人よりはマシとか、

色々なプラス方向への考え方はあると思います。

でも、もう、とにかく、辛かったんです。

甘いかもしれない。

根性が足りないかもしれない。

それでもいい。

もう、辛かった。

なんかもう全てを捨ててどこかに逃げたい。

この会社を選んだ自分が憎らしかったし情けなかったし、もっというとこんな会社にしか転職できなかった自分も悲しい。

もう辛いことばっかりだ、どうにでもなれ!と投げやりな気持ちになり、、

 

らっこ
らっこ

会社を辞めようと思いました。

結局その後、突然辞めると言い出した私にびっくりした会社が昇給と昇格を提示してきて、思い留まって、残留することにしました。

昇給したことや評価してもらえたことは、ありがたかったです。感謝しています。

心が折れかけていた大きな要因の1つに給料が安すぎる問題があったので、それが解消されたことは大きいです。

※このあたりは別記事でも書いているので、よろしければそちらをご参照ください。

会社の人はきっと「ちょっと残業したくらいで、なに弱音吐いてんだよ」と思ったと思います。

私だってそんな多少の残業でメンタル壊したくなかった。

でもあのときの私には無理だった。

妊活がうまくいってないことなんて会社には関係ないし、言うことでもないし。

流産したこともない人に流産の辛さ、無事に生まれた赤ちゃんをたくさん見てしまった辛さなんてわかるわけないし。

そんな孤独な辛さも相まって、しんどい状況でした。

なんとかメンタルを回復させるために、ありとあらゆることをしました。

はじめての有給取得、ひとり映画、デリバリーピザ、スーパー銭湯、すきやき食べ放題、整体、、などなど。

だらけて、自分を甘やして、なんとか普通に笑えるようになるくらいまで復活して。

今日も生きています。ちゃんと仕事も行けました。

回復してきたことにほっとしています。

らっこ
らっこ

全然まとまりないけど、こんなことがあったよって話です。

辛かったよっていう、ただそれだけの話なんだけど。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ワーママ生活に慣れてきたとはいえ、何年目になってもしんどいときはしんどいし、もう無理だなってときは無理だし、気持ちが浮上するまで耐えられるかどうかも危ういってことはある。

今でもこの選択で良かったのだろうかっていう不安はある。

こんな忙しい会社で2人目を産めるのかっていう不安もあるし、ストレスが多いなかで授かれるかっていう不安もある。

けど、考えてもうまくいくときはいくし、いかないときはいかない。やれる方法を考えるしかない。やるしかない。やってみよう。

今はそう思えるくらいまでにメンタルが回復できて、ほっとしています。

また、赤ちゃんを授かれますように。

らっこ
らっこ

最後に、夫からの言葉が心に響いたので忘れないように書いておきます。

メンタルがどん底で「私って社会に向いていないのかなあ、、 仕事もう頑張れない。逃げたい。会社辞めた方がいいのかなあ、、」 って言っていた私に、夫がくれた言葉。

「君の問題は、社会に向いている向いていないじゃなくて、0か100でしか物事を考えられないこと。

少なくともこの1年は、大変そうだったけど、辛そうではなかった。どちらかというと楽しそうだったよ。

俺は今の環境は向いているんじゃないかと思う。

100%完璧な環境なんてない。 どこかしらに不満は生まれる。

辞めて新しい会社を探しても、家庭に入っても、たぶん何かしらに愚痴ってると思うよ。

メンタルが落ちることなんて誰にでもある。皆そういう気持ちに折り合いをつけて働いてる。

そう見せてないだけで、皆しんどいときはこっそり手を抜いてると思う。

働くのは辛い。

でもメンタルが落ちてるときには、だましだまし働ければそれでいい。

しばらくしたら、きっとまた気持ちも上がってくるから。もう少し続けてみたら?」

私の性格を理解したうえでの、本質をついた言葉だなあと思いました。

今の私に必要なことは、ダメなときの自分を許して、低空飛行することを選べる自分になることなんだろうなあと思います。

ワーママ5年目になってもこんな気持ちの上下がある私ですが、なんとかこれからも生きていきたいと思います。

ワーママの皆さま、ともに頑張りましょう。

今日も一日お疲れさまでした。

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★追記

その後、無事に妊娠することができ、いろいろありましたが出産までこぎつけることができました。

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