子どもの好きを起点に、学びの機会を与える。

study-kids 「好き」を伸ばす子育て
記事の中にPRを含む場合がありますが、らっこが自分で買ったもの、良いと思ったものを紹介しています。
子どもが年少くらいになってくると、悩ましいのが「習い事をどうするか」問題ではないでしょうか。
周りを見渡してみるとお勉強系の習い事に通い始めていたり、なんだか焦ります。
夫とも話し合った結果の、我が家の現時点での方針は「小学校に行くまでは、お勉強系の習い事はしない」です。
保育園に行っているうちはとにかく遊べばいい。
小学校入学必要な準備は、家でやろう。
と決めました。
未就学の今しかできないことって絶対あると思うんです。
宿題や予習に終われずただ遊べるのなんて今のうちだけ。
だから今は本人の好きな遊びをとことんやらせたいと思っています。
習い事をしないその代わりに決めたのが、
本人の「好き」をフックに、年齢的にはもしかしたら少し早いかもしれないことでも、ガンガン知識を教えていくこと。
具体的には、息子の大好きな「電車」をフックに、単語、数字、漢字、英語、などなど、あらゆることに派生させて学ばせていこうと思ってます。
いま活用しているのが、この壁に貼ったひらがな路線図です。

やっていることその1:自信形成

今息子は路線図を眺めるのがなによりも好きなので、暇さえあれば路線図を見ています。
なので当然たくさんの駅名を覚えたり路線を覚えたりしています。
で、私すら知らないことを覚えていたりするので、そういうときは「電車博士だね」とか言って褒めます。
自分はこれに詳しいみたいな自信があることって大事だと思うので。今のところ息子は電車関連のことに結構自信を持ってると思う。

やっていることその2:ルートの事前確認。

例えば明日は「三越前に行く」と知ると、息子は「何線に乗るの?」と気になるわけです。
前の日に、どの路線に乗るのかを調べたりし始めます。
これって立派に予習なんじゃないかなと思ってて。
路線図を使って予習の概念を植え付けようかと思っているのです。
帰ってきてからも、今日はどのルートを通ったかを復習しているので、無意識に復習という概念も身につけているかな?と期待しています。

やっていることその3:簡単な漢字の学習。

息子は未知のことへのハードルが高い性格なので、早いうちから慣れ親しんでおいたほうがよいかなと考えています。
そこで、路線図を使って「青山一丁目」という駅の「一」は漢字なんだよ、と教えてみました。
数字の1は縦の棒だけど、漢字の一は横の棒だね、面白いねと。
そしたらわりと食いついて、それから青山一丁目の駅を見ると「あ!漢字の一だ!」というようになりました。こんな感じで、電車まわりのことで漢字への親近感を沸かせていけたらいいかなあと思ってます。

やっていることその4:アルファベットを覚える。

息子、現時点で、P(駐車場)とN( N700系とか)は覚えていますが、それ以外はどのくらい頭に入ってるかよくわかりません。
別にアルファベットは今覚えなくてもまったく問題ないと思うけれど、どんな分野に才能あるかわからないので、アルファベットも日常生活にちょいちょい挟んでいこうかと。
そこで、路線図にある路線ごとのアルファベットをベースに、アルファベットを読み上げる遊びをしてみました。
例えば銀座線はアルファベットの「G」がマークなんですけど、銀座線のマークは「Gなんだよ、ジーと読むんだよ」みたいに教えていく感じ。
東横線はTYだし、山手線はJYだし、そういうのを一個ずつ見ていくと、わりと多くのアルファベットを学べます。もちろん全部ではないけど。
壁にアルファベット表貼って端からABC、、って無機質に覚えていくよりはずっと興味が持てるんじゃないかなと思うのです。
その他も、この路線は何駅あるかな?と考えれば数字の訓練にもなるし、急行と各駅は何分違うかな?と考えれば時間の概念についても触れられる。
今のところこのくらいなんですが、こんな感じで、日常生活のなかで息子の好きなことをベースに「勉強しているわけじゃないのに不思議と小学生な必要なくらいの知識は身についてる」ような声かけをできたらいいなと思っています。
工夫は必要ですが、ただでさえ時間がない中でさらに習い事をするよりはずっと良いかなと思って。
色々工夫して声かけしてみたいと思っています。
好きなことには興味が持てるし、「どこかで見たことある」の積み重ねが記憶となり知識のベースになるなと個人的には思っているので、好きなこと戦法でしばらく攻めてみたいと思います。
しばらくやってみて、また思ったこと書きますね。
同ジャンルの日記はこちら。
タイトルとURLをコピーしました